縮小する日本

 自社の利益を追求するあまり、周辺への影響を考慮しない建築計画については今まで何度もホームページ上で語ってきたが、その姿勢は日に日にエスカレートし、工事協定にて定められた時間以外も工事を継続することも日常化し、ついには全休であるはずの日曜日にも騒音をたて工事を行うありさまとなってきた。

 投資需要が冷え込む前に完成させ、少しでも多くの利益を得ようとするあまり、周辺住民との約束を破ることなどお構いなしのようだ。

 そもそも日本の人口が年々減ることが予想されているのに新築マンションばかり増えて大丈夫なのだろうか?需要があるからと新たな住宅が続けることに警鐘を鳴らす有識者は多いようだ。

 このまま市場原理まかせの都市開発を行っていけば日本社会は破たんするであろう。

 協定違反を犯してまで建設を急ぐ行為は、今まで持続可能な目を忘れ、近視眼的な経営計画を行うことが日常化して感覚が麻痺し、企業理念を忘れてしまった結果としか思えない。その行為を支える消費者や政治にも問題があるだろう。

 住宅を創る企業として住環境やそこへ住む人々への配慮が欠けた会社は長い年月をかけ社会から淘汰されていくことだろう。

 今からでも遅くはない。計画規模を見直し、来るべく人口減少社会に見合ったマンションに作り替えることを願ってやまない。

 

https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2018/02/post-45_1.php

http://toyokeizai.net/articles/-/187160?display=b

http://toyokeizai.net/articles/-/180975

https://mainichi.jp/articles/20170529/org/00m/070/005000c#cxrecs_s

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171206-00010001-nikkeisty-bus_all&p=2

http://www.dailymotion.com/video/x4uoeoi